日本腎臓病協会とレナリスファーマが 腎臓病の克服に向け包括連携協定を締結

特定非営利活動法人日本腎臓病協会(所在地:東京都文京区、以下「日本腎臓病協会」)とレナリスファーマ株式会社(本社:東京都中央区、以下「レナリスファーマ」)は、2024年5月1日「腎臓病克服のための革新的治療法の開発および腎臓病啓発活動に関する包括連携協定」を締結したことをお知らせします。

 

本協定締結についてのコメント

日本腎臓病協会理事長 柏原直樹

「生活習慣の変化、高齢化を背景に腎臓病が増加しています。腎臓病は脳卒中、心臓病、認知機能障害とも関係しており、国民の健康寿命を損なう要因にもなっていることから、腎臓病の克服は日本における重点課題として挙げられます。一方近年、欧米で承認された薬剤に対する国内未承認薬数は増加傾向にあり、日本での治療選択肢が限られてしまう『ドラッグ・ロス』が大きな社会課題となっています。これらは、患者さんがかけがえのない日々を大切に生きるために、共に克服すべき課題であり、関連するステークホルダーで連携して取り組む必要があります。本協定を契機として両者が連携して、共通の目標である腎臓病の克服を目指したく願っております。」

 

レナリスファーマ代表取締役社長 BTスリングスビー

「日本腎臓病協会様と本協定を締結できましたことを大変うれしく思っています。レナリスファーマは、昨今増加の一途を辿っている『ドラッグ・ロス』の課題に対し、日本およびアジア諸国の腎臓病患者さんに対して新規治療へのアクセスの橋渡し役を担うことで、より良い医療を届けることをミッションとしています。腎臓病克服のための革新的治療法の開発と腎臓病啓発活動を通じて、日本腎臓病協会様と共に、かけがえのない切実な日々を生きる方々を支え、腎臓病の克服を目指します。」

左:調印式の様子(右側:日本腎臓病協会理事長 柏原直樹、左側:レナリスファーマ代表取締役社長 BTスリングスビー)

右:会議の様子

NPO法人日本腎臓病協会について
日本腎臓病協会は、医療者、市民、関連企業、行政等が連携し腎臓病を克服するために、立ち上げた組織です。腎臓病の普及啓発、診療連携体制の構築、腎臓病療養指導士制度の運営、患者会との連携、アカデミアと関連企業・行政等が連携するプラットフォームである「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」の運営などの事業を積極的に展開しています。腎臓分野において、日本全国どこにいても、良質な医療の恩恵を享受できる環境の実現に尽力しています。日本腎臓病協会については https://j-ka.or.jp/をご覧ください。

 

レナリスファーマ株式会社について

レナリスファーマは、日本およびアジアの患者さんの腎臓病管理におけるアンメットニーズを満たす革新的な治療薬の開発に取り組んでいる研究開発型製薬企業です。日本を拠点として、Catalys Pacific及びSR Oneにより設立され、昨今増加の一途を辿っている「ドラッグ・ロス」の課題に対し、日本およびアジアテリトリーの腎臓病患者に対して新規治療へのアクセスの橋渡し役を担うことで、より良い医療を届けることを目指しています。

 

会社名:レナリスファーマ株式会社 [英語名:Renalys Pharma, Inc.]
所在地:東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号
代表者:BTスリングスビー
設立日:2023年4月

URL:https://renalys.com/ja/

 

<注意事項>
本リリースに記載されている医薬品に関する情報は当社の経営情報の開示を目的としており、当該医薬品の宣伝・広告を目的とするものではありません。

 

<本件に対するお問い合わせ先>

レナリスファーマ広報事務局(株式会社コスモ・ピーアール内)

renalys_pr@cosmopr.co.jp

 

日本腎臓病協会事務局

j-ka@jsn.or.jp